イタリアではオーガニック給食が導入されています。オーガニックとは化学合成の農薬や化学肥料を使用せず、有機肥料を使用してできるだけ自然に近い形で栽培する農法のことです。日本ではかなり厳格に基準が定められており、三年間農薬・化学肥料を使用していない土地での栽培、栽培中は化学合成の農薬や化学肥料を原則使わない、遺伝子組み換え原材料は使用しない、放射線照射は行わないなどが挙げられます。
日本ではまだそんなに数は多くありませんが、イタリアでは国を挙げてオーガニック栽培を支援しています。1995年から支援が開始され、その結果2000年までには約5万軒ものオーガニック農家が誕生しました。これはEU全体の中で約40%もの割合を占めています。生産高に関しては、ヨーロッパ内で一位の座に君臨しているほどのオーガニック大国となったイタリアですから、オーガニック野菜を学校給食に導入するというのは、とても自然な流れといえるでしょう。