「自分の大好きなキャラクターが弁当で再現されたら、さぞかし嬉しいだろう……」親としてはそう考えるのでしょうが、このキャラクター弁当=キャラ弁が給食導入の理由の一つとなっています。それは子供の為の弁当が、いつしか親同士の腕の張り合いの場となっているからです。「○○ちゃんのお弁当がすごくかわいかった」なんて自分の子供に言われたら、親は「じゃあ、こっちはもっと可愛いのを作って持たせよう」と考えますよね。すると今度は相手が同じように考えて更に可愛い弁当を持ってきて、ならばこちらもと応じていくうちにエスカレートしてしまうのです。
以前からこのような傾向はありましたが、いかにキャラクターに似せるかで優劣を決めやすいキャラ弁の登場をキッカケに、よりヒートアップしてしまったのでしょう。この親同士の張り合いを止めるのが一つ。そしてもう一つ理由があり、それはキャラ弁ほど凝った弁当を作ってもらえない子供の心が傷つかないようにする為です。全員が同じメニューの給食なら、羨んだりしなくて済みますからね。